正確に言うと、
になります。
体感、6~8割くらいは「ちょっとした違和感」レベルでバイトが出る感じ。
もし、「カバー打ちとかテキサスリグをやってるんだけど、全然アタリが無い…」と感じている人は、もしかしたら、ただ単にバイトが取れていないだけかもしれません。
”違和感”を感じ取れる能力が身につけば、もっとバスは釣れるようになります。
もくじ
打ち物、カバー打ちの釣りではバイトが出ないことも多い
テキサスリグやリーダーレスダウンショットリグなどを使ったカバー打ちでは、「コンッ!」とか「ククン!」みたいなわかりやすいバイトって、実はそれほど多くないです。
打ち物系の釣りは、以下のような感じでバイトが出ることが多いんですよね。
●ススーっとラインが横や手前に走っている。
●ティップに何かしらの”違和感”を感じる。
●ヌヌーっと重くなるだけ。
●着底するはずなのに、なぜかラインが出続ける。
●操作時に、フッと一瞬だけテンション(張り)が抜ける。
上記のようなバイトは、アングラーの手元に伝わってくるようなバイトではありません。
ちょっとした違和感を察知してとりあえずアワセてみるか、違和感を察知する技量をつけるしかない。
大体6~8割くらいは、上記のような”違和感”としてのアタリが多いと感じます。
「コン!」とか「ゴツン!」みたいな明確なバイトは、バスにヤル気があるようなとき。
あるいは、魚自体が小さいか、ギルだったり。
デカい魚ほど、ヌヌーンとさりげなくラインを引っ張られたり、何かしらの違和感としてしか察知できないレベルでアタリが起きる。
バスのバイトは全て「コツン!」みたいなバイトだと思っていると、”違和感バイト”を拾えなくなるので注意しましょう。
打ち物系ロッドの感度は、絶対的要素ではない
これはあくまで僕個人の意見ですが、打ち物系ワーミングのカバー打ちでは、ロッドの感度はそこまで大切だと思ってなかったりします。
もちろん、最低限の感度はあった方がいいと思いますが、絶対に高感度のビンビンロッドを使わなければならないかといわれると、そうでもない。
テキサスリグやリーダーレスダウンショットリグのカバー打ちでは、「コツン!」みたいな明確なバイトばかりではないので、ロッドの感度よりも、むしろアングラーの技量の方が大事。
「リグの違和感、操作感の変化」を察知できる技術をつけないと、本来なら釣れた魚をみすみす逃すことにも繋がる。
なので、高級なロッドを使っているからバスが釣れるというわけでもありませんし、感度が優れているからといって、釣れる魚が増えるわけでもなかったりするのです。
アングラーの技量次第では、ロッドの感度はそれほど重要ではないと思う。
40オーバー以上の魚は、カバー打ちにおいては「コツン!」みたいな明確なバイトは出にくい。
なので、「カバー打ちをやり込んでるんだけど、全然アタリがない…」という人は、しっかりと”違和感”を察知できているか確認してみましょう。
カバー打ちのバイトの拾い方を練習する方法
では、どうすればカバー打ちでバイトを拾えるようになるのか?
鍛錬しましょう。
…などと言うと「上から目線!根性論!スポ根!今時古い指導法だぞ!」なんて言われちゃいそうなので(笑)
具体的な練習方法を挙げてみます。
【カバー打ちで”アタリ”を感知するためのトレーニング例】
●キャスト後のラインの動きをしっかり見ておく。
→ルアーがフォールしているときや、着底後のラインの動きの変化を見ておく。
●狙うポイントの水深を把握しておく。
→本来なら着底すべきカウント数で着底しない場合は、バイトです。
→フォール中にカウントダウンする癖をつける。
●ラインテンションを把握して釣りをする。
→自分が今どれくらいのラインテンションをかけてリグを操作しているのか、理解しながら釣りをする。
自分がテンションをかけていないにも関わらず、ラインが張ったりした場合はバイトである可能性が高いです。
●リグが障害物に当たった際の「コツン!」なのか、バスのバイトの「コツン!」なのか、見極める意識を持つ。
→「コツン!」があったら(何かしらの違和感があったら)、ラインを張って『聞く』動作を設ける。
こんな感じでしょうか。
僕自身もまだまだ鍛錬中なのでアバウトなことしか言えませんが、少なくとも僕は上記のようなことを意識することで、釣れる魚が増えていきました。
まとめ:テキサスリグなどの打ち物、カバー打ちの釣りではほとんどバイト感がないので、訓練しましょう
テキサスリグやリーダーレスダウンショットリグといったリグでカバー打ちをするには、バイトを感じとる能力が必要になります。
スレている魚やデカい魚ほど、明確なアタリになって伝わってこないので、上記のようなトレーニングをしながらカバー打ちに励んでいきたいです。
ちょっとした違和感を察知して、ガツン!と掛ける爽快感は病みつきになるので楽しい。
みんなでカバー打ちを楽しもう!