【初心者向け】エレキギターの継続と上達のコツ。練習が苦しいんだったら、無理してギターなんて弾かなくていい。まずは楽しむのが先決。

エレキギターが上達する方法を知りたい」

「どうやったらギターを上手に弾けるようになるの?コツを知りたい」

練習が辛くて、もう止めようかと思ってる…」

当記事をクリックして下さった方の中には、上記のような悩みを抱えている人もいるかと思う。

辛いと感じる練習なんて、今すぐ止めてしまおう。

放っておいてもそのうち上達するから、あんまり気にしなくていい。

好きなことだけ弾いていよう。好きなフレーズだけ弾いて、思いっきり楽しもう。

エレキギターを上達させるためのコツは、これだけだったりする。

エレキギターの継続と上達のコツ。練習が苦しいんだったら、ギターなんて弾かなくていいと思うんだけど。趣味だし。

仕事じゃないのだから、練習したくないなら弾かなくて良い

しょっぱなからハッキリ申し上げると、向上心が無かったり、上達するまでのプロセスそのものを楽しめるような人でないと、エレキギターを上達させるのは難しいと思う。

「ギターの練習が苦痛。そもそも練習自体が楽しくない」と感じる人は、ギターを趣味にする素質そのものが欠けている可能性もある。

心底楽しんでいるなら、ずっと取り組んでいたいと思うはず。

しかし、上達するまでのプロセスを楽しめない人は、「技術を鍛錬する系の趣味が合わない」という性格も影響しているかもしれない。

●楽しいなら放っておいても弾いちゃう。楽しくないなら弾かない。それだけ。

ギター演奏は仕事ではないのだから、精神的な苦痛を感じてまで練習する必要などない。

本当に楽しいと思っているなら、自然とギターに触れている時間は長くなる。

だから、もし本当にギター演奏を楽しんでいるのなら、放っておいても勝手に上達する。上達のコツなど検索する必要などないのだ。

マジでプロを目指すならまだしも、趣味程度で楽しくギターを弾くくらいの取り組み方であれば、必ずしも”頑張って”上達する必要はない

しかし、今より少しでも上達したいと思うのなら、今と同じことをダラダラと継続しているだけではダメだと思う。

ギターが上手いヤツは、そもそも練習を「練習」などと思って弾いていない

(筆者の学生時代。右側のギタリストが筆者)

僕が音楽学校に通っていた頃は、僕も含め、生徒達は1日数時間は当然のようにギターを弾く。

もちろん僕も、多いときでは1日に13時間くらい弾いていた。

その頃は、ギターのトレーニングを”練習”だなんて全く思っていなかった。
ただただ楽しい。弾いていて楽しくて、面白い。

ギターを演奏すること自体が、喜びに溢れていたから、自然とギターを弾く時間は長くなった…というだけである。

●弾きたいから弾く。それだけで自然と上達する

音楽の専門学校内では、上手いヤツほど上記のような傾向が強かったし、そこそこ弾けるヤツでも「1日中弾いているよ」なんて言っていた。

”ギターが上手い人”は、もちろんキツいトレーニングも行ってはいるのだが、「やりたい」から弾いているだけだったりする。

嫌々取り組んでいるわけでもなく、練習が苦しいと思うわけでもなく、ただただ、「ギターを弾く」という行為そのものをエンジョイしているようなイメージだ

「ギターの演奏は、自分にとって、幼児がおもちゃで遊んでいるようなものだよ」とザック・ワイルドが言っていたが、まさにその通りだと思う。

もし、「ギターの練習をしたくなくて、それでもやっぱり上達したい」と感じているのなら、

まずは、心の底からギター演奏を楽しめる方法を模索していってほしい。

「誰かに認められる」だけが、ギターの楽しみ方ではない

●SNSでのいいね!稼ぎ

●動画サイトで再生数稼ぎ

●周囲の人間から認められたい

こうした外的要因ばかりを練習のモチベーションにしていては、継続できないのも無理はない。

心のどこかで、自分を変えてくれる(目立たせてくれる、認めさせてくれる)道具としてエレキギターを選んでいる可能性もある。

「続かない、やる気が起きない、モチベーションが上がらない」と感じるのは、心のどこかで「本当はそんなにやる気もないし、興味もない」と思っているのが理由かもしれない。

ちなみに、少々キツいことを言ってしまっているが、この記事に書かれていることは全て僕自身の体験談だ

当記事で書かれていることは、全て経験済みである。自分自身に向けて書いているようなものだったりする(笑)

外的なモチベーションを頼りにしていては、継続できない

●あわよくばモテたい

●友達に負けたくない、あっと言わせたい

●いいね!がたくさん欲しい

上記のような外的な要因を求めると、続かない。外的なモチベーションは継続性に欠けるからだ。

もちろん、僕自身も過去に(今も)上記のようなことに振り回されてしまっている。

この心理状態でギターの練習を行うのは、やや辛い。

●内的モチベーション(魂の喜び。「オモシレェ!と感じる心」)を大切にしよう

例えば、エレキギターの練習においての内的モチベーションとは

●ギターを抱えて適当に弾いているだけで超面白いと感じちゃう。

●少しずつ上達していく過程そのものが楽しい(プロセスを楽しもうとする意識がある)。

●”音”そのものが好き。聴いているだけで心が落ち着く。

こんな感じ。

そういえば、かの有名ギタリストのエリッククラプトンは、ギターを弾くキッカケが

「モテたかったから」

…だと言っている。

キッカケは何だって構わないが、ギターが上達するにつれて、自然と内的モチベーションも湧き上がってくる。

外的モチベと内的モチベを、バランスよく配合していけば、ギターと一生寄り添って生きていける身体になるはずだ。

内的モチベーションは、あなたが世界に一人だけになっても継続される意思(タマシイ)である

内的モチベーションは、「練習しないといけない…」という意識ではなく、自身の内部から沸き起こってくる「ギターを弾きたい!」と思える心理状況のことを指す。

そこには、SNSでいいね!を求めるような欲望などなく、ただ純粋に「ギターを楽しみたい!」と思う気持ちだけが存在する。

たらればの話になるが、もしこの世にSNSや動画サイト、インターネットが存在しないとしたら、あなたはエレキギターを練習しようと思うだろうか?

もしここでYESという回答が出せたのなら、あなたがエレキギターを練習する理由は、内的モチベーションが動機となっている可能性がある。

しかし、NOと回答したのなら、「やりたくもない・興味もない・すぐに上達しないから面白くない」と感じさせる、クソ退屈な練習をしなければならない”エレキギター”なんて、今すぐやめるべきだ。

外的モチベーションは、ある程度満たされたらそこで終わる可能性が高い。

あるいは、他者からの承認を求める中毒者となり、半永久的に外部からの評価を求め続けるゾンビとなるだろう。

●結果的に上手くなるんなら、外的モチベーションだけでも良くない?

その通りだ。

上手くなる、上達してモテる、誰かに認められるのを目的としたエレキギターの練習なら、それはそれで目的を達成していることになる。

しかしそこには、果たして心の底から湧き上がるような喜びや楽しみが存在するのだろうか。

ある程度モテたら、そこで終わり。

ある程度いいね!を稼げるようになったら、もうギターを弾く理由もなくなる。

外的モチベーションをギター練習の動機としてしまうと、目的を達成した後、弾かなくなる可能性が高い。

だって、心の奥底では、「めんどくせぇ練習なんてしたくない、目的を達成したいから弾いてるだけだ」と思っているから。

しかし、もし内的モチベーションが練習の動機となっているのなら、あなたはきっと、死ぬまでギターを弾き続けるだろう。

だって、楽しくて、弾きたくて弾いているんだから。

上手いヤツに限って、「楽しくて弾いてて、弾きたくて弾いてたら、なんか知らんけどいつの間にか結構弾けるようになっていた」とか話したりするが、これは偶然ではなく必然なのである。

まとめ:エレキギターの継続と上達のコツは、「楽しんで遊ぶ」。コレだけである。

上手いヤツほど、ギターの練習を「練習」だなんて思っちゃいない。

少なくとも、僕程度のレベルであれば、弾きたいことを弾いていれば、誰でも簡単に達成できるレベルだ。

弾きたくない、練習したくないなら、やらなくて良い。

仕事じゃないんだから、個人でヒッソリと楽しむのであれば、下手くそだって構わない。

もし、少しでも「ギター演奏、楽しいな」と感じられる心があるのなら、放っておいてもそのうち上達するから心配しなくて大丈夫。

ギターを上達させるコツは、

【楽しみながら、ギターで遊ぶ】

コレだけだったりする。

「どうやったら上達するか?」ではなく、「どうやったら、もっと面白くなるか?楽しく遊べるか?こういうの弾けたら楽しそうじゃね?」という方向で取り組んでいくと、良い流れになっていくんじゃないかと思う。