バス釣りのおかっぱりでは、使いやすいスピニングタックルが1本あると便利。
ロッドを2本持ち歩いたとき「1本はベイトタックル、もう1本はスピニング」という構成で、おかっぱりを行う人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、霞ヶ浦や野池などのオカッパリで使いやすいスピニングロッドをピックアップ!
記事後半では、おかっぱり用スピニングロッドを選ぶときに気をつけたいことについて、僕個人の体験談や失敗談からきている解説をしていきます。
「ゾディアスの中からおかっぱり用スピニングロッドを選びたいんだけど、どれがいいのかわからないんだよね」と迷っている人のお役に立つと幸いです。
もくじ
おかっぱりに!シマノ「ゾディアスシリーズ」のスピニングでおすすめの4本はコレ!
今回は、個人的にも愛用しているシマノ「ゾディアス」シリーズから、以下の4本をピックアップ。
●264UL
●264L
●268L
ゾディアスシリーズの中でオカッパリに使うなら、上記の4本がおすすめ!
シマノ「ゾディアス 264UL/264UL-2」
品番 | 全長 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | テーパー |
264UL | 1.93m | 95g | 2g~7g | 2~5lb | FF |
ゾディアスの中で最も柔らかい番手が、ゾディアス264ULです。
ダウンショットや極小ワームのノーシンカー、ジグヘッドワッキーなど、小型ワームを使ったライトリグ全般に向いているスピニングロッドです。
2~3インチワームをメインに使う人や、4インチストレートワームのネコリグ、1.8gのスモラバなどにもピッタリ!
小型の虫系ワームをカバーに引っ掛けたりするのでなく、オープンな場所に投げ込むような使い方にもマッチ。
最近流行っている、シンキングタイプの虫系ワームや、ミドスト・ホバストなどのフィネスな釣りに◎
■2ピースはコチラ
シマノ「ゾディアス 264UL-S/264UL-S(2)」
品番 | 全長 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | テーパー |
264UL-S | 1.93m | 95g | 1.5g~5g | 2~5lb | FF |
6.4フィートのULパワースピニングロッド。
ソリッドティップを搭載しており、食い込みにすぐれた作りになっているのが特徴です。
ソリッドティップのため食い込みがよく、より食わせに特化したライトリグを使いたいときに活躍してくれるスピニングロッドですね。
●1.8gシンカー+2~3インチワームのダウンショット
●~4インチストレートワームのネコリグ
●~1.8gのスモラバ
●ミドスト
●ホバスト
上記のようなフィネス系ルアー全般にマッチするロッドです。食わせ重視の使いかたにマッチ!
しかし、シャッドや小型クランクなどのハードルアーは得意でないため(一応は扱えます)、おかっぱりでの使用においては、やや汎用性が低いかな…というのがのがデメリット。
しかし、もしライトリグしか使う予定がないのであれば、ハイプレッシャー対策も含め、僕個人的にはかなりおすすめなロッドです。
■2ピースはこちら
【関連記事】
ゾディアス264UL-Sのインプレ記事はこちらで読むことができます↓
シマノ「ゾディアス 264L/264L-2」
品番 | 全長 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | テーパー |
264L | 1.93m | 95g | 3g~10g | 3~6lb | F |
「スピニングでは普通のワーミングしかやらない」という人におすすめなのが、ゾディアス264L。
とくにスピニングタックルにこだわりがないのであれば、これ1本あれば問題ありません。
3~5インチ程度のストレートワームを使ったネコリグやダウンショット、ノーシンカーやジグヘッドワッキー、スモラバなど、ライトリグ全般をひととおり扱えます。
また、ワームだけでなくシャッドプラグや小型ミノーなども扱えます。オカッパリで重宝するロッドですね。
ゲーリーヤマモト「4インチヤマセンコー(7g)」などの高比重ストレートワームを扱うなら、264ulではなく246Lの方がおすすめです。
一般的なワームを使った釣りや、小型プラグなどをおかっぱりで幅広く使っていきたいなら、ゾディアス264LがGOOD!
■2ピースはこちら
シマノ「ゾディアス 268L/268L-2」
品番 | 全長 | 自重 | 適合ルアーウエイト | 適合ライン | テーパー |
268L | 2.03m | 97g | 3g~10g | 3~6lb | F |
オカッパリで遠投をする機会が多いなら、ゾディアス268Lもおすすめです。
6.8フィートというやや長いロッドのため、ライトリグを細かく操作するよりかは、ライトキャロなどを使ってサーチするような使いかたに向いているロッドだといえます。
野池などの小規模フィールドよりも、霞ヶ浦や琵琶湖、中・大規模河川のフィールドで活躍してくれるタイプのロッドですね。
長さがあるため、遠投でのダウンショットリグも使いやすいロッドです。
「規模が大きな釣り場のおかっぱりで、シャッドや小型クランク、一般的なワーミングをメインにバス釣りをする」という人におすすめのロッド。
■2ピースはこちら
オカッパリ用スピニングロッドを選ぶときに気をつけたいポイント
シマノ「ゾディアス」はおかっぱり用スピニングロッドとして人気。
しかし用途に合わないモデルを選んでしまうと後悔しやすいため、購入前に以下のポイントに気をつけましょう。
●汎用性に長ける(バーサタイル性)
●パワー選択
取り回ししやすい長さ
おかっぱりでバス釣りを行うときは、スピニングロッドの取り回しのしやすさは気をつけたいポイントです。
たとえば、自分の周囲に木々が生い茂っている場所で釣りすることが多いなら、長いロッドよりも短いロッドの方が扱いやすいです。
ロッドが長いとキャスティングの際にぶつけてしまいやすく、水面から高い位置に立つときはロッド長があったほうが快適。
ロッド長をえらぶときは、「どんな釣り場で釣りをするか」というところに注意しましょう。
汎用性に長ける(バーサタイル性)
おかっぱりは数多くタックルを持ち運べません。
そのため、スピニングロッド1本でいろいろなルアーを扱えるような、汎用性に長けたロッドを選ぶのが失敗しないコツです。
たとえば、この記事で紹介しているゾディアス264ul-sは、ダウンショットリグや極小ワームの扱いはピカイチですが、汎用性はそれほど高くはありません。
おかっぱりでは極小ワームだけでなく、シャッドなどの小型ハードルアーを使いたくなることもあるため、あまりにも専門性が高すぎるロッドだと微妙に使いづらかったりします。
ですから、おかっぱり用スピニングロッドを選ぶときは、汎用性が高いロッドであるかどうかをしっかりチェックしておきましょう。
パワー選択
「汎用性に長ける(バーサタイル性)」の内容とやや重複しますが、ロッドパワーを選ぶときも注意しましょう。
たとえば、UL(ウルトラライト)パワーは、極小ワームや超繊細なライトリグは得意なパワーです。
しかし、ULパワーはシャッドや小型トップなどのハードルアーの扱いは得意ではありません。
また、L(ライト)パワーはライトリグ・ワームの釣りから小型ハードルアーまで一通りこなせますが、ULで使うような極小ワームは扱いづらい傾向にあります。
このことから、おかっぱり用スピニングロッドを選ぶときは、”使う頻度が高いルアーはどんなものなのか”を意識して、ロッドパワーを選ぶことが大事になります。
シマノ「ゾディアス」のスピニングロッドで、おかっぱりにおすすめのモデル4本|まとめ
シマノ「ゾディアス」シリーズの中から、おかっぱり用スピニングロッドに使いやすいモデルを紹介してみました。
ゾディアスは僕個人も愛用しているロッドです。どの番手も低価格でありながらも使いやすいので、購入を検討しているときは当記事の内容を参考にすると失敗しにくくなるはず…!