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【雑記】今まで高級タックルにこだわっていたのは、一体何だったのか…
最近はピシファンとかアブの激安リールにハマっている。
価格に似合わずめちゃくちゃ使いやすくて驚かされているのだが、そういう安くて結構性能が良いリールを快適に使っていると、今まで自分が「高級ブランド品マンセー」だったのがアホらしくなってくる今日この頃。
1万円前後で普通にベイトフィネスとかできちゃうし、「今まで何万もかけて専用リール買ってたのって何だったの?」という気持ちにさせられる。
2万を超えるような有名メーカーの商品は確かに作りもしっかりしているし、性能は安定している。高級品を持つことでなんだか自分が立派な人にでもなったんじゃないかという錯覚も感じる。
しかし1万円を切るようなクッソ安いリールでもそこそこ普通に使えてしまうという現実…。
昔の激安リールはホンマそれはもうクソみたいに使い辛いものばかりだったが、最近のはマジでめちゃくちゃ作りがしっかりしててヤバイ。
そういう驚きに加え、アメリカのバスプロたちは得体も知れぬクソ安いチープな道具で結果を出している人が多数…という現実を知り、日本の釣具業界の闇を感じざるを得ない。
これまでは「好きなバスプロが使っているから」とか「何か良い感じの売り文句」に誘導されるように最新の道具にばかり目移りしていたが、何かもう何でもアリじゃね?みたいな時代になってきていることを、激安リールを使ってみたことで実感した。
「安かろう、悪かろう」の時代はもう終わってた
今まではメタニウムやらアンタレス、スティーズやら何万円もするリールを使うことにアイデンティティを感じていた。
しかし激安品が結構使える(しかもそこそこ作りも良いときた)ということもあり、「今までの私、一体何だったの?」みたいな戸惑いを感じているのが本音である。
ブロガー的には高いリールも安いリールも同じように紹介するべきだとは思っているのだが、そこそこ値の張る有名メーカーのリールばかりプッシュするのは逆に怪しいよなぁ…とも思ったりする。
ブロガー的には高いリールを購入してもらったほうが利益も出るわけだし得ではあるのだが、果たしてそういった利益優先主義に走りすぎているブログ記事ばかり制作するのは、イチ表現者としていかがなものなのか…という謎の葛藤を抱えていたりする。
読者に嘘はつきたくないし、高い道具が必ずしも自分に合っているとは限らないということは、過去の自分の経験を通して痛感したことでもある。
だから、同じような人を増やしたくないとも思っている。
利益は得たいが、人は傷つけたくない(自分も傷つきたくない)…という理想論と甘えの中、つらつらとブログを書かせてもらっている日々でございます。
…などと言いながらも、春先には「20メタニウム 最高!」とか言っていそうで、我ながら変わり身の早さにウンザリすることになるかもしれん。
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