ルアーフィッシングの対象魚として多くのファンに愛されているブラックバス。
この記事では、ブラックバスはどういった魚なのか解説していきます。
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ゲームフィッシングの対象魚として有名なブラックバスとは、どんな相手なの?
ブラックバスは、スズキ目・サンフィッシュ科の淡水魚。
ラージマウスバスやスモールマウスバス、フロリダバスやスポッテッドバスなど、世界各地に8種(11亜種)存在する魚だ。
行動にある程度パターンがあるので、ルアーフィッシングの対象魚として世界中にファンが多い。
日本で生息しているのは、現在確認されている魚種ではラージマウスバス・スモールマウスバス・フロリダバスの3種。日本各地でよく見られるほとんどのバスは「ラージマウスバス」になる。
ラージマウスバスは日本の淡水系フィールドの多くに生息しており、スモールマウスバスは水質が綺麗な釣り場で生息しているのが特徴。
しかし近年、スモールマウスバスは日本の河川でも生息されているのが確認されている。河川で生息しているスモールマウスバスは釣り人による闇放流が元となっているため、スモール狙いは日本のルアーフィッシングの対象魚としては法律的には”闇”である。
ルールに反した行動をとって釣りをしていると、下手をすると警察に現行犯で逮捕されてしまう可能性もある。
バスフィッシングは各都道府県のルールに沿って取り組んでいきたい(これはラージマウスにも言える)。
■ブラックバスの行動
ブラックバスという魚は四季ごとの行動にある程度の理屈・パターンがあるため、釣り人はバスの行動を予測して釣りを行うことになる。
海に生息する回遊性の高い青物(アジ・サバ・ブリなど)に比べ、ブラックバスは比較的計算が通じる相手なので、淡水のルアーフィッシング対象魚として人気が高い魚だ。
ブラックバスも釣り場によっては回遊性は高まるが、基本的には障害物を好む魚であるので、釣り人はそういったポイントを選んで釣りをしていくことになる。
ブラックバスの季節ごとの大まかな行動としては、
・春になると産卵行動に入る。ペアリング行動など。
・夏は猛暑を避けて陰に入ったり水深の深い場所へ移る。
・バスの適水温となる秋は多くの場所に散る。
…という4つのパターンに大別される。
バスの行動の予測を釣り人がある程度計算し、ポイントやルアーを選んで狙っていく…というのがバスを釣るためのセオリーになる。
■まずは数を釣ってみよう
ブラックバスは成長を重ねるにつれて体格が大きくなっていく。
しかしデカい魚になればなるほどルアーに対する警戒心が高いため、バス釣り初心者の人はまずは30cm前後の小さいバスを数多く釣りながら、ポイントの選び方やルアーの操作、アワセのタイミングなどを学んでいくのが良いだろう。ブラックバスの管理釣り場で大まかな基本を身に着けるのも面白い。
釣り人は経験を重ねていくにつれて天候や水温、釣り場の環境などの分析力が高くなっていく。釣り場に何度も足を運んで実力をつけていくことが、バスフィッシング上達への近道と言える。
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