シマノから2020年モデルのメタニウムMGLが発売されたが、16メタニウムとの違いは何なのか?
個人的にも20メタニウムは気になるアイテムなので、購入の検討材料として両者の比較を考察してみる。
20メタニウムの購入を考えている人や、16メタニウムの値下がりを狙っている人などの購入の参考になれば幸いだ。
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■お得に買うために
20メタニウムの発売に伴い、16メタニウムの値下がりが起きるかもしれないので、16メタを狙っている人はこまめにネット通販サイトをチェックしておきたい。
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もくじ
【比較してみた】シマノの2020年の新製品『20メタニウム』と、16メタニウムの違い。どっちがおすすめ?
こちらが今回比較してみる16メタニウムと20メタニウム。
今回はこの2つのリールの違いを挙げていく。
まず両者の違いを大まかに比較すると、
・デザイン(ボディ)
・スプール
・ギアの素材
・ボディサイズ
逆に、共通しているものは
・ギア比
では次に、上記で挙げた大まかな違い4種について比較していく。
外観・デザインの違い
では、まずは16メタニウムと20メタニウム、両者の外観の違いから比較してみる。
左から見た姿。16メタニウムがシルバーカラーで統一されているのに対し、20メタニウムはガンメタリック系で統一。
20メタニウムは、メタニウムDCやクロナーク系のダークな色使いが特徴になっている。レベルワインド付近の表情にも違いがあり、20メタニウムはボディ前面の雰囲気は、どちらかというと旧メタよりもバンタムMGLに近いような印象を受ける。
論点がズレてしまうが、こうしてバンタムMGLと20メタニウムを比較すると、僕個人としては少しボディのデザインの印象が似ているように感じる。
次は、16メタと20メタを上から比較してみた図。
こんな感じで、ボディの丸みの印象は両者ともに似通った感じ。
クラッチレバーの幅が20メタニウムの方が広い。20メタのクラッチは、バンタムMGLに使われているクラッチと同じものだと思われる。
スプール幅が20メタニウムは3mm狭くなったが、ボディの製法・サイズがコンパクトになったので、結果としてクラッチ付近にゆとりが出る仕様になっているようだ。
こんな感じで16メタニウムと20メタニウムの外観を比較してみた。
外観の違いとしては、
・ボディ前面の表情(レベルワインド付近の印象、開度など)
・クラッチレバー付近のゆとり
これらがデザイン面での違いだと思われる。
スプールの違い
16メタニウムには「ニューマグナムライトスプール(MGL2)」が採用されているのに対し、20メタニウムは「マグナムライトスプール スリー」が採用されている。
MGL2は軽量ルアーの使い心地が向上されたことで注目を浴び、すーっと抜けるようなキャストフィールは今でも多くのバサーから絶賛されているスプール。
MGL3はそれを更に上回り、よりキャスト感がアップしているようだ。MGL3は19アンタレスにも使われているスプールで、軽量ルアーの使い心地がかなり良いとされている。
19アンタレスのMGL3スプールについての口コミ↓
19アンタレス
本当に良いリールです。
設定次第では全くバックラしないし、良く伸びるし、巻き心地もヌルヌル感半端なくて、超キモティー💕 pic.twitter.com/gkzM4GueRl— まさっぷ♪ (@masa922) September 25, 2019
昨日までの19アンタレスHGの使用感
・軽いルアーをキャストした時の最後の伸びが良い
・キャスト気持ちいい
・抵抗の強いルアー使用してたらガリる(釣行1回目から)←←←わぃだけ?
それともHGだけ?
10グリス処方してどうなるか、、、— MGLでGO! (@mgl_go) May 13, 2019
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ギアの素材
16メタニウムにはジュラルミン製のギアが使われていて、20メタニウムにはブラス製が使用されているのも両者の違いになる。
ジュラルミン製ギアはブラスより軽いのが特徴だが、20メタニウムにはブラスギアが採用されている。ブラスギアはカルカッタなどの巻き心地を優先するリールに使われているが、今回20メタニウムにも採用された。
その結果、従来のモデルよりも巻き心地が良くなっているのが20メタニウムの特徴。
ボディのサイズ感
ボディのサイズは20メタニウムの方がコンパクトになった。
ロープロ・コンパクトサイズが好きな人には20メタニウムのコンパクト化は朗報である。
1つ選ぶならどちらか?
ここからは僕個人の意見になってしまうが、スプールの反応が良くなった20メタニウムは巻物だけでなく、より打ち物の使い心地がよくなった印象がある。
16メタニウムは万能リールだが、20メタニウムはスプールのレスポンスが向上されているので、軽量ルアーの使い心地もアップしているであろう。
テキサスリグやラバージグなどの打ち物を使うときにはピッチングを多用することになるが、そういったシーンでもMGL3のおかげでルアーの弾道がより簡単に低くでき、快適な釣りを楽しめると思う。
16メタニウムも巻物・打ち物ともに優秀なリールで、どんな釣りにでも使いまわせる器用さがあるが、剛性感・巻き心地に関しては20メタニウムの方が優れているだろう。
20メタニウムにはブラスギアが採用されているので、今までは「巻物ならカルカッタやバンタム」といったイメージがあったが、これからは「巻物には20メタニウム」という声も挙りそうなほど、より万能感が強くなった20メタニウム。
僕個人としては、もし16メタニウムを所有していない人が両者に興味を持ったなら、間違いなく20メタニウムを勧めるだろう。だが、20メタニウムはまだ発売されていないリールなので、実際に使用してから正直な感想を言いたい…というのが僕の本音である。
【比較してみた】シマノの2020年の新製品『20メタニウム』と、16メタニウムの違い。どっちがおすすめ?
今回は、16メタニウムと20メタニウムの違い・比較について考察してみた。
巻き心地アップ、高い剛性、コンパクト化…と見どころ満載な20メタニウム。16メタニウムも素晴らしいリールだが、2020年は進化したメタニウムの実力に目が離せない年になりそうだ。
■低価格で買うためには
20メタニウムの発売に伴い、16メタニウムの値下がりが起きるかもしれないので、16メタを狙っている人はこまめにネット通販サイトをチェックしておきたい。
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