僕はしなやかでバネの様なロッドが好きで、中弾性〜低弾性のモチモチなブランクスのロッドに惹かれるタイプだ。
釣果よりも道具とキャスティングのが好きな僕なのだが、とあるキッカケがあって、アメリカンロッドに興味を持ち始めている。
そのきっかけとなったロッドに、クァンタム のグラフェックスがある。
この記事でも紹介しているが、このロッドのキャスト感がとても気持ち良くて気に入っている。
軽くテイクバックしただけでもしっかりルアーの重さを感じながらブランクスが曲がってくれて、リリースポイントの広さもあってキャスト精度がとても高くなる。
こういったロッドは日本のロッドには中々なく、またあったとしてもかなり高価で手が出しにくいのが不満な点だった。
そこで今回購入してみたのが、アメリカのバスプロ・スキートリースが手掛けているロッド『ライト&マックギル マイクロハニカム WMESRMSB70C』だ。
もくじ
スキートリースモデルのアメリカンロッド『マイクロハニカム』を購入。ファーストインプレ
これが今回紹介する、スキートリースのロッド『ライト&マックギル マイクロハニカWMESRMSB70C』。
長さは7フィート、パワーはミディアム、テーパーはファーストテーパー。適合ルアーは1/4〜3/4オンス。
価格は1,4000円前後だが、今回は中古店で4,000円ちょいで購入した。
外観、デザイン
外観はこんな感じで、ブランクスはイエロー。
グリップとバット以外は全てイエロー。スキートリースはイエローカラーが好きらしいのだが、僕も黄色が好きなので観ていて微笑ましくなるロッドだと感じている。
ガイドは全てマイクロガイド。かなり小さい。20ポンドくらいのラインを使ったらルアーの飛距離は期待できなそうだが…。
グリップ周り。日本のロープロなリールと合わせてみても、トリガーは痛みを感じない位置にくる。かなり握りやすい。
グリップエンド付近。
フックキーパーつき。
軽く部屋で振ってみて感じたこと
このロッド、感覚としてはノリーズのロードランナーや、日本のリーズナブルなロッド、またはツーピースロッドによく見受けられるダルっとした印象がある。
そのフィーリングは、このスキートリースのロッドにも同じことが言える。
まだ軽く振っただけだが、実際に手に取ってみた感覚として一番近いのは、ノリーズのロードランナー LTT 650M。
LTT650Mを7フィート化して、更にティップをもう少し繊細にして、マイクロガイド化&重量を軽量化しました…みたいなロッドかなと思った。
元々はこのスキートリースモデルのロッドはクランキング専用で購入したのだが、品番を間違ってしまい、ワーミングロッドを注文してしまった 笑
ロッドブランクスに『フィネスワーム/フルーク』と書いてあるのを手に取ってから始めて確認し、アレ?と…我ながらドジである。
軽く振ってみた感じ、3.5〜5gくらいのスモラバとかネコリグをカバーに絡めて使うベイトフィネスや、ライトテキサスに良さげ。
スキートリースは、動画ではライトテキサスやジャークワームに適していると言っていて、実際に降ってみるとなるほど確かにそういった用途に合いそうである。
昔、アメリカンロッドは重量があって投げるのに苦労するイメージがあった。
その印象は、過去に使用したキスラーのマグネシウムというロッドにも見受けられ、よく曲がるロッドではあったが、いささか重量が重かったと記憶している。
スキートリースモデルのアメリカンロッド『マイクロハニカム』を購入。ファーストインプレ|まとめ
今回はファーストインプレということで、部屋で振ってみて感じたことを書いてみた。
しかしスキートリースのロッド、非常に軽くて驚いてしまった。
日本の一般的な中〜高弾性のロッドと同じくらいとても軽い。
詳しい重量はまた後日に紹介するが、このロッドは中々のポテンシャルを秘めていそうな気がするので、使うのが今から楽しみである。
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