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キャスティングが上手くなりたいから練習したい!
ジャーキング用、トップ用に専用ロッドが欲しい!
そんな理由で購入したシマノの『ゾディアス 158ML-2』。
キャストの楽しさ、操作のしやすさ、持ち運びのよさが快適で今でも愛用している。
自分で塗装しながら2年間みっちり使い込んでいたのでボロボロだが、レビュー・インプレしてみる。
・リーズナブル
・ルアー操作しやすい
・持ち運びしやすい
・2オンスまで投げられる
・遠投が苦手
・繊細なアクションは苦手
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もくじ
【2年使用インプレ】ジャークベイトが使いやすい!シマノ「ゾディアス 158ML-2」がおすすめ。
これが今回紹介するシマノの『ゾディアス 158ml-2』。
短いからキャスト精度が上がり、ルアー操作がしやすい。ワン&ハーフの構造のおかげで、自転車釣行や電車釣行などでも持ち運びに問題ない。
ロッドレングスのおかげでジャークベイトやトップ系ルアーの操作がとてもやりやすいため、それらのルアーの登場頻度が高い冬〜春先や真夏などに出番が多いタイプのロッドだ。
スペック
シマノ『ゾディアス 158 ml-2』
長さ:173cm
継数:2本
仕舞寸法:130cm
重さ:100g
適合ルアーウエイト:5~18g
適合ライン(フロロ・ナイロン):8~16ポンド
テーパー:F(ファーストテーパー)
価格:17,000円
価格は17,000円とリーズナブルだが、アマゾンでは11,000円前後で購入できるのでお得。こまめにチェックするのが、リーズナブルにゲットするコツ。
『ゾディアス 158ML-2』の外観・デザイン
外観はこんな感じ。全体的にブラックで落ち着いた印象に、アクセントでレッドカラーが入っている。クール&ビューティなデザインがカッコいい。
グリップは短め。シングルハンドキャスト(片手投げ)もやりやすい。適度に長さがあるのでダブルハンドも問題ない。
トリガー周り。長時間握っていても疲れない『Ci4+グリップ』が良い。
従来の樹脂よりも軽量で高い強度を持つ、シマノ独自の素材『CI4』を更に進化させたもの。
リールシートにCI4+を使用することで、軽量化・感度アップ・操作性アップに繋がる。
バット部分。ここにロゴマークやスペックが書かれているのだが、リペイントしたため真っ黒…。
継ぎ目部分。ワン&ハーフなため、ここでロッドを継ぐ。根元までは入りきらないのは仕様。
アルコナイト素材のガイド。
アルコナイトガイドは、Sicガイドとハードガイドの中間に位置するようなガイド。
日本のロッドはSicガイドが採用されいているものが多いが、バスフィッシングの本場アメリカではアルコナイトはポピュラーなガイドリング素材として使用されている。
キャスト時にネジレを抑えてくれて、キャスト精度をアップしてくれる『ハイパワーX』のブランクス。めちゃくちゃタフで、ちょっとやそっとじゃ傷つかないのがありがたい。
穂先。ゾディアスは穂先だけSicガイド。感度はミドルクラスにも迫るくらい高い。
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『ゾディアス 158ML-2』を実際に2年使ってみた。インプレ
ここでは、シマノのゾディアス158ml-2を実際に使ってみて感じたことを紹介していく。
●ロッド操作しやすい。
●キャスト精度が上がる。
●ビッグベイトまで投げられる。
持ち運びに便利なワン&ハーフ
このロッドはワン&ハーフという構造になっていて、ロッドを2本に分割して持ち運べることができる。
電車で持ち運ぶ際にもワンピースロッドのように邪魔にならないのが助かる。コンパクトだから近所の釣り場まで自転車で行ったりするときにも楽チン。
短いからロッド操作がやりやすい
ゾディアス158mlは、ジャーキング、トップなどのロッド操作を必要とする釣りが最高に心地よい。特にジャークベイトの使用感が絶品だ。
MLパワーでありながらも(無茶をすれば)2オンス程度のルアーを投げられるトルクあるため、ロッドワークでダルくなるような印象がない。
ラトリンログやロングA、阿修羅やx-80などの軽量なミノーから、ワンテンやルドラなどのやや大きいジャークベイトまで幅広く扱えるの。
1度このレングスを使ってロッドワークを使う釣りをすると、6フィート以上のロッドは2度と使いたくなくなる。
6.5フィートのロッドでジャーキングなどをしていると、ボートに当たってしまったり、地面に穂先をこすってしまったり、手首が疲れたりしがちだ。『ゾディアス158ML-2』はそういった悩みを解消させてくれたロッドだ。
全体に適度なハリがあるため、ジャークベイトなどの操作系ルアーだけでなく、ライトテキサスやカバーネコなどのワーミングにも使いやすい。ショートディスタンスでテンポよく探っていくような使い方にもおすすめ。
利根川や霞ヶ浦水系などのレンタルボートの釣りでも活躍してくれるだろう。
個人的に、このロッドはほぼジャークベイト・トップ専用ロッドとして扱っている、
ジャークベイト専用のロッドとして購入しても損はない。スミスウィック『ラトリンログ』や、ボーマー『ロングA 14A』あたりのミノーでジャーキングをするのがとても楽しい。
短いからキャスト精度が上がる
5.8フィート、グリップが短め、重量が100gという取り回しが軽快なゾディアス158ml-2。
片手でキャストするのがとても楽で、ルアーを投げる&操作するのが楽しいロッドだ。
シングルハンドキャストでピンスポットにズバズバ決めていけるので、とにかくキャスティングが楽しい。ルアーの距離をコントロールしたり、狭いポイントにビシっと決めていくようなミラクルキャストを楽しむことができる。
また、グリップは超短いわけでもないのでダブルハンド(両手持ち)でキャスティングする人でも問題ない。少し重いルアーを投げる際にも両手持ちで投げることができるのが嬉しい。
短いロッドは女性や子供、低身長の人に向いていると言われているが、そうでない方も使ってみて欲しい。ショートロッドにしか味わえないキャスト感があるので、ぜひその面白さを体感してもらいたい。
●遠投は苦手
キャスト精度が高く、ピンポイントにルアーを投げやすい『ゾディアス158ml-2』だが、ロッドが短い分、遠投は苦手。
ショートロッドの弱点は『遠投のしにくさ』。
ロッドは長さがあるほど遠投に有利なので、飛距離はショートロッドの弱点。
ただしバイブレーションなどカッ飛ぶルアーなら30〜40mは普通に飛ぶので、普通にルアーを投げる分にはそこまで悪影響はないと感じている。
ルアーのキャスト感について。ビッグベイトも平気
ゾディアス158ml-2は2オンスくらいまでのビッグベイトも投げられるので汎用性は高い。かなり重いルアーでも投げること自体は全然平気だ。が、適合ルアー範囲外なので自己責任で…。
フックが太い軸のルアーになると、フッキングパワーがML(ミディアムライト)では足りなくなってくる。ロッドは扱うルアー(フック軸の太さ)やフィールドによって使い分けたい。
写真は5gと14gのジグ。サイズによってフックの大きさ・太さがまるで違う。
ゾディアス158ml-2は『1/2オンスのラバージグ+大きなワーム』なども余裕で投げられる。が、ブラシガードと太いフックのルアーをデカバスの口に確実にフッキングさせられるのかといえば、正直微妙なところ。
個人的に、快適に投げられるルアーの重さは8g〜20gくらいだと感じている。
8g前後のミノー、10g前後のトップ、3/8〜1/2オンスのスピナーベイトやバイブレーション・クランクベイトなどが快適に扱える。おかっぱりで何を持っていくか迷ったときの「とりあえずの1本」にもおすすめできる。
5g前後のライトリグについては、穂先に繊細さがないので操作感は微妙。
しかし感度は十分にあるので、ライトテキサスや軽量ジグなどを扱うのには問題はない。張りの良さを利用して、カバーベイトフィネスなどにも使っていける器用さもある。カバーでのシェイキングの際にはティップの大雑把さは弱点に感じられない。
前述したが、ライトテキサス・ネコリグなどを使って軽快にピッチングしていくような釣りにおいては、『ゾディアス158ml-2』は光るものを感じる。レンタルボートを使って細かいピッチングを高速で繰り返していくような釣りにも使いやすい。
ゾディアス158ml-2は、ワーミングに関しては「ライトテキサス、軽量ジグや5〜6インチのネコリグ、ヘビダン」などに適性があると感じた。
【2年使用インプレ】ジャークベイトが使いやすい!シマノ「ゾディアス 158ML-2」がおすすめ。|まとめ
今回はシマノのベイトロッド『ゾディアス 158ml-2』をレビュー・インプレしてみた。
ワン&ハーフ、ショートロッドというだけでも個性的なこのロッド。
キャストしていて楽しくなるロッドなので、気になっている方はぜひ使ってみて欲しい。
ジャーキング専用ロッド、トップ専用ロッド、フローターで使うロッドを探している人は買ってみても損はないと思うので、気になっている人はチェックしてみて頂きたい。
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