【初心者向け】冬の野池バス攻略で知っておくべき絶対的な法則&上達への4つのステップ

今回のテーマは、

「バス釣りで知識ゼロの初心者が、冬の野池バスを釣るために知っておくべき法則&上達するための4つのステップ」

について。

バス釣りのガチ初心者が、冬の野池で1本を釣るためのテクニックを解説していく。

初心者が冬の野池攻略をする前に知っておきたい法則

冬の野池バスは、初心者であっても「法則・ルール」さえしっかり理解しておけば、頑張り次第では魚にたどり着ける季節…とも言える。

冬の野池バスは、例えキャストが世界レベルであっても、釣るためのマインドと法則を理解していなければ釣るのが難しい。

活性がめちゃくちゃ低くてハイシーズンのようにルアーを追ってきてくれないし、ルアー選びにも神経質にならないと釣ることが出来ない季節だからだ。

冬の野池バスを攻略するためにも、まずは以下のポイントを知っておくことが大切である。

☆冬の野池バスを釣るために知っておきたい法則

●ルアーを水につけておく

●防寒着は絶対的なウエポン

●「最小の労力で、最大限の丁寧さ」を心がける

●”時合い”を予測し、再現性を高める

●知識ゼロでも定番テクニックを使えば確実性が高まる

ルアーを水につけなければ、魚は釣れない

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釣りに行かないとバスは釣れない。

当然のことではあるが、ルアーを水につけておかなければ魚を釣ることができない。

どんなに考えても、タックルバランスを研究していても、釣りにいかなければ釣れない。

寒い冬に釣りにいくのは中々シンドイものがあるけれど、行けば必ず経験値は溜まる。

冬の野池バスを釣りたいのなら、まずは釣りに行く。

極めてシンプルだが、気温の低さがそれを邪魔にしてしまう…というのはなかなか悩ましいトコロでもある。


魚を釣るためには、ルアーを水中につけておく時間を長くすること。

冬の場合は特にソレが顕著だ。

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「暖かい防寒着」は釣り人の絶対的なウエポンである

寒さに耐えられる防寒着がないと、そもそも釣り自体を継続させることが難しい。

特に野池の場合、日が当たらない山間部にあることも多く、冬に釣りをするアングラーは寒さに悩まされがち。

「体温が低下すると集中力が低下し、作業効率が悪化する」ということについて、全米屈指の名門・コーネル大学に所属する3人の教授が以下のような研究結果を発表した。

「室温を20度から25度に上げることで、従業員のタイピングミスが44%減少し、タイプする文字量も150%増加した」

(引用元:Cornell Chronicle|Study links warm offices to fewer typing errors and higher productivity

「室温を快適な温度に保つことで、労働者1人につき1時間あたり2ドル多くの利益を生み出せる」

(引用元:Cornell Chronicle|Study links warm offices to fewer typing errors and higher productivity

室温と生産性は関係しており、室温を適度に調整すれば生産性を向上させられるわけです。

(引用:STUDY HACKER

上記の研究結果は室温と生産性のデータではあるものの、人間の体温と密接な関係にあるデータだとも言える。

●スポ根は止め、現代兵器を着用せよ

寒い中で頑張って忍耐強く…という昭和のスポ根な取り組みをやっていると、釣りの効率が超悪くなるので注意したいトコロだ。

そもそも寒いと釣りを継続できないし、辛い。

寒さを防いでくれる防寒着は釣りの効率を上げてくれる役割もあるため、積極的に使うべし!

気合で乗り越えようとムリをせず、まずは防寒着をしっかりと着込んで快適な状態で釣りをすることが大切である。

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「最小の労力」で、「最大限の丁寧さ」を意識する

冬の野池のバスは、ハイシーズンのように活発にルアーを追いかけてこない

なので、30~50cm刻みで細かくキャストし続け、1キャストあたりにかける時間をハイシーズンの1.5~2倍くらいにして、じっくりと誘うことが大事である。

ダイワのプロスタッフでありボトムアップ代表取締役である川村光大郎氏は、「冬のバスが口を使わない理由と冬バスの傾向」について以下のように語っている。

クワセもリアクションもバスの口もとで仕掛ける
 

のバスは離れたところにいる餌もルアーもほとんど追いかけません

目の前にきたものに対してしか、捕食にしても反射にしても間違いを起こさない。

バスが絶対にいる閉鎖的水域や、閉鎖されていないとしても、そこにいるバスが外に出て行かない場所、消波ブロック帯やしっかりした高さと隙間があるオダなどで粘ります。

冬の一日の時間の使い方としては、「回るエリアの数をほかの季節の3分の1に絞って、そこに普段の3倍の時間をかける」ようにしています。

言いたいのは、それほど「冬のバスはいても食わない」ということです。

(引用:「バスフィッシング・ボトムアップ・アプローチ」37頁)

冬のバスは、1キャスト目ですぐにバイトするような状態ではない。

ルアーを追う体力がない個体が多いから、時間をかけて誘ってやる必要があるのだ。

感覚的には、ハイシーズンなら1キャストに20~30秒くらいかけていたのが、冬場だと1~3分くらいになる…といった感じ。

「ちょっと丁寧に時間をかけすぎかな?」という意識レベルではなく、「丁寧すぎるほどに丁寧に。バスの目の前にルアーを長く滞在させておく」というレベルでじっくりと。

ランガンしまくってキャストしまくって「どこかで当たるっしょ!」…という方向性よりかは、「狭い行動範囲の中で、どれだけ確実にバスの目の前にルアーを滞在させておくか」…といった感じ。

”時合い”を予測し、再現率を高める

これは僕の体験談だが、冬の野池バスは餌を捕食するタイミング(いわゆる”時合い”)が非常に短い…ということに注意しておきたい。

日の出・日の入り10分前後や、14~15時くらいの水温が上昇しきったタイミングなど、アクティブに動く時間そのものが短い傾向にある。

とにかく”時合い”のタイミングが短い。

パっと食べて、スーンと越冬モード…といった感じ。

時合いが起こるタイミングはその時の状況やフィールドの特徴によっても変わるが、まずは通い込んで「時合いの見極め」を行うのが大事である。

知識ゼロの初心者が知っておくべき、冬の定番テクニック

冬のバスを釣るための定番なテクニックとして、近年では以下のような技法が人気。

●バイブレーションのただ巻き(稚ギルを意識したバスに)

●メタルバイブレーションのリフト&フォール

●シャッドプラグのただ巻き・高速巻き

●ミノーのジャーキング(ジャークベイト)

バイブレーションプラグ、メタルバイブ、シャッドプラグ、ジャークベイトは冬の定番ルアーとも言える。

なぜ冬はメタルバイブなのか

冬場にメタルバイブが有効である理由について、現在アメリカのトーナメントで活躍中のプロアングラー・木村建太氏(キムケン)氏は以下のように語っている。

バスの視界から消せる巻きモノ。」

「水面の、上側の視界から消せるのがフロッグならば、これは下側の視界からルアーを消すことができるんです。
釈帝して倒れたときに、ボディの存在が消せるので、カバーの濃さも水の色も関係ない。」

「着底してしまったらバスからは非常に認識しづらい。ブルン!ってボトムから一瞬上げて、バスに見せて、またボトムで消す。

それを一定のリズムで繰り返していると、着底直後から追ってきていたバスがたまらなくなってガン!と食ってきます。

しっかりルアーを見せてしまうと何をやっても食わないような低水温期のクリアウォーターでも「下側の視覚効果」で食わせてしまう。

他のルアーだと見られてしまうけど、メタルバイブだとチラ見せをずっと続けられるので、「何かわからんけど行ってまえ!」みたいな感じで食ってくるイメージですね。

(引用:「僕たちにはストロングしかない」90~91頁より)

メタルバイブはフォールスピードが速いため、低水温期のバスはルアーを見失いやすい。

リフト&フォールすると「急に視界に現れ、いきなり姿を消す」というマジックを起こせるため、バスに対してリアクション的な感覚で口を使わせることが可能となるのだ。

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冬にシャッドを使う理由

冬の野池は、バスが主に口にする餌(メインベイト)が小型の魚類に偏りがちになる。

例えば、稚ギル(ブルーギルの稚魚)やフナ、小バスといったような、バスにとっては小型のサイズのベイトが捕食対象になりがち。

冬バスは低活性であるため、大型で素早いエサを追えないのが理由である。

また、水中の微生物の現象が原因となり、水質が透明(クリアアップ)になる傾向もあるため、バスを”ダマしやすい”という意味でもシャッドプラグが使われることが多い。

人気のメディアプロでありレイドジャパンの代表取締役・金森隆志氏は、「冬場にシャッドを使う理由」を以下のように語っている

「水質とバスが意識するベイトが変わるからです」

理由は2つ

「ひとつは低水温になるにしたがって水がクリアアップするから。

シーズン中はある程度水に色がついていて、ある意味魚をダマしやすい環境でも、魚も高活性で活発に動いているので、シャッドのような存在感が小さいルアーは気づいてもらえない確率が高くなります。

なので僕がシーズン中でもシャッドを使うのは、水がクリアな時というのはありますが、冬になれば基本クリアアップするのでシャッドが生きてきます。

クランクベイトやスピナーベイト、ミノーだとシルエットも大きく水押しも強いので、冬の特に晴れた日には嫌われやすい。だからシャッドと言うわけです。

 

もう一つは同じく水温低下に伴う現象ですが、バスが意識するベイトが小さくなるから。

もちろん大きなベイトを変わらずに追いかけ続けるフィールドもありますが、これはレアケースで、一般的にオカッパリができるフィールド、野池では稚ギル、河川であれば細身でも10センチ以内のベイトフィッシュか、越冬場所にいるギルやフナへ意識が切り替わります。

と言うのも単純に動きが鈍くなって捕食しやすくなるからです。

となれば小型のベイトフィッシュつまりシャッドが強くなります。

ここにバイブレーション、メタルバイブが加われば、冬の御三家ルアーですね。

いずれも動きが早くて水をつかまずに切っていくルアーですが、そういったコンパクトでフレキシブルに動くベイト、イコールルアーに意識が切り替わるからです。

(引用:「金森隆志の岸釣りQ&A50 パート2」30~31頁)

バスのメインベイトが大型の魚から小型の魚に切り替わることで、使うルアーは必然的に”小さいモノ”が中心となっていく。

「冬場のビッグベイト」といった特殊なテクニックを除けば、

シャッド、メタルバイブ、バイブレーション、ジャークベイト

これらが冬のバスを釣るためのメインウエポンになる。

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知識ゼロの初心者が、冬の野池バスを釣るための4つのステップ

ここからは、「知識ゼロのバス釣り初心者の方が、冬の野池でバスを釣るための4つのステップ」について書いていく。

☆冬の野池バスを釣るための4つのステップ☆

ステップ1:完全武装して釣り場にGO!

ステップ2:まずはベイトフィッシュの居場所を特定せよ。

ステップ3:「最適な場所」で「最高のルアー」を使い、”時合い”が来るまで釣りを継続せよ。

ステップ4:結果(釣れたか、釣れなかったか)のフィードバックをし、次に繋げよう。

ステップ1:防寒着を着込み、釣りに行く

まずは防寒着を用意して、釣りに行くこと。コレが最初のステップ。

…が、冬は何かと腰が重くなりがちである。

「冬は寒くてヤル気が出ないんだよね」という人は、オシャレな防寒着を購入したりするなど、ビジュアルから入ってみるのも良いだろう。

何にせよ、釣りに行かないことには魚は釣れないので、まずは快適な装備を揃えてモチベーションを上げることが大事だ。

ステップ2:まずはベイトフィッシュが溜まる場所を割り出そう

冬場の野池を攻略するにあたって重要になるのは、

稚ギルや小フナといった小型のベイトが溜まる場所はどこか探す

という部分である。

障害物、深場、落ち葉が体積している場所、岩盤…などなど。

ベイトがどんな場所に溜まるのかはそのフィールドによって違うけど、もし割り出すことが出来たらバイトを得られる確率も上がる。

個人的な体験として、「野池の場合は障害物+落ち葉+日当たりが良いシャロー」みたいなところにベイトが溜まる…と思ってる。

どこにも変化がない皿池のような野池であっても、ボトムに何かしらの変化がある場所を探したりするなどして、ベイトが居る場所(溜まる場所)を特定することからスタートしたい。

ステップ3:最適な場所で最高のルアーを使い、”時合い”が来るまで釣りを継続せよ

「魚たちが越冬しやすい場所、あるいはその周辺を狙う」

コレが冬の野池攻略の基本である。

上記に加えて、さらに「”時合い(捕食するタイミング)”」を意識できると、釣れる可能性はアップする。

冬バスの食い気は一瞬。

一瞬の隙を見逃さないためにも、普段なら3~5箇所回っていたスケジュールを、冬は1~2箇所くらいに絞り、時間をかけて粘るように立ち回りたい。

1キャストをいつもの1.5~2倍時間をかけて丁寧に。

とにかくルアーを水中につけておく時間を長くし、バスの一瞬の”時合い・フィーディング”と出会える確率を高めていく。

●冬の野池バスの”時合い”っていつ?

これは僕個人の体験談だが、冬バスの”時合い”は「朝・夕マズメ、水温がピークになった14時前後」くらいに起こることが多いという印象。

一瞬だけ起こる”時合い”のときに、最もバイトを得られる確率が高いルアーを水中につけておくのが大切である。

そのためにも、ルアー選びなどで無駄な労力を減らし、冬の定番ルアーを長時間使い続ける…ということを意識したい。

ステップ4:結果(釣れたか、釣れなかったか)のフィードバックをし、次に繋げる


結果がどうであれ、「自分がとった行動がどんな結果を生み出したのか」という記録をつけておくことは、上達への近道となる。

例えば、魚が釣れた場合、なぜそのポイントでそのルアーに食ってきたのか、自分なりの答えを出してみるのが重要である。

考えの正解・不正解はどちらでも構わない。

それよりも「なぜ釣れたのか」と考えるクセをつけることが大事だ。

考えるクセ(フィードバックがついてくると、ルアーに食ってくる魚はどんな場所にいて、どんな動きをしていて、どんな理由でその場所に居たのか…というような記録が自分の中に蓄積されていく。

来年、再来年、あるいは同じような状況と対峙したとき、自分の中に「正解(釣れる確率が高い行動)」のデータが蓄積されていると、それを再現しやすくなるのだ。

これを「再現性、引き出し」などという人もいる。

例えばシャッドに食ってきた場合、以下のように考えてみたり…

●なぜシャッドに食ってきたのか?

●小型サイズだから良かったのか?
→(なぜ大型だとダメなのか。本当にダメなのか?)

●そのポイントの特徴は?
→(地形、水温、障害物の有無、天候が与える影響の大小…など)は?

●釣れたバスの特徴は?
→歯はザラザラか?スベスベか?(ザラザラなら魚食性が高く、ツルツルなら甲殻類を食っている…と言われている。諸説あり)
ヌメヌメか、サラっとした魚体か?(ヌメヌメなら魚食性が高い魚。高タンパク・高脂質のエサを食っている)
糞の色は?(赤い場合は甲殻類を食っていて、茶色いなら魚食性が高い)

●釣れた時間は?

こんな感じで分析し、データ・記録・経験値として自分の中に蓄積していく。

これを繰り返すことで、困ったときに頼りになる「引き出し」が増えていく…というわけだ。

分析する癖(勝ち癖)をつけることで、どうすれば次の1匹に繋げられるのか考えられるようになり、来年の冬にも同じような立ちまわりが出来るようになるハズだ。

釣れない場合は?

釣れなかった場合も、やはり分析するのが大事だと僕は思う。

●なぜ釣れなかったのか?

●選んだ場所、選んだルアー、選んだタイミングは適切だったのか?

●望む結果を得られなかった場合、他のパターンでアプローチできないか?

●適切なタックルを使っているか?

●キャストは決まっているか?刻めているか?

などなど、次に繋げられるように経験値として蓄えておく。

相手が生き物なので、絶対的な正解というものは存在しないのが難しいところだが、ボウズという体験からも何かを学ぶことが出来る。

失敗から何かを学ぼう、という姿勢が大事だったりする。

●ボウズには、「意味のあるボウズ」と「意味のないボウズ」がある。

たとえ釣れなかったとしても、「ボウズから何を得られて何を学んだのか」を考えていくことで、”意味のあるボウズ”として自身の経験値になる。

「ボウズ(望ましい結果が得られなかった体験)」という失敗体験をどう捉えるかは、自分自身にかかっている。

ただ単に「釣れまちぇんでしたぁwwオワタw」とそこで終わらせてしまうのか。

あるいは「デコっちったw…でも色々と学ぶものがあった。例えば…」と、学びとして受け止めるのか。

物事の解釈は自分次第である。

行動→結果→フィードバック(行動の評価)→仮説→検証(行動)→結果→フィードバック…

こんな感じで取り組んでいくと、1年後のあなたは、今のあなたとは違う人間になっているハズだ。

知識ゼロの初心者が、冬の野池バス攻略で知っておくべき絶対的な法則&上達へのプロセス|まとめ

冬場は釣りをするのが辛い時期ではあるが、まずは釣りに行かなければ始まらない。

釣り場でルアーを投げない限りは経験値を得ることができないので、デコり覚悟で色々試そう。

冬場の釣りはとても辛いが、ボウズだったとしても得られるものはあるハズだ。

あなたが起こした行動には何一つムダなものなどない。

「ムダ」と解釈するのはあなた自身だし、「ムダではない。意味のあるものだった」と解釈するのもあなた自身だ。

何にせよ、まずは行動を起こすことが大事である。

●冬の野池攻略の予備知識を学んでおく。
●釣りに行く。

●知識を蓄える。
●新しいこと(使ったことがないルアーやタックルを手に入れる、など)に挑戦する。

コレを繰り返しつつ、そして「楽しむ心」を忘れなければ、いつか必ずバスと出会える。

●「寒いからムリ…」という人は

釣りに行くモチベーションがないという場合は、書籍やブログ、動画などを見ることで知識を得られる。

以下の記事にバス釣りの上達に役立つ本をまとめておいたので、よかったらこちらもモチベアップのアイテムとして参考にしてみて欲しい↓

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●野池攻略テクニックについて書いた記事

●野池攻略に役立つタックルまとめ記事