「シャッドプラグを使ってみたいけど、どんなアイテムを選べばいいのかわからない」
「おかっぱりでも根がかりしにくいシャッドを探している」
「1mくらいのシャローを巻けるシャッドを探している」
「”これだけは使っとけ”っていう名作シャッドって何?」
上記のようなことでお困りなら、当記事がお役に立つかもしれない。
オカッパリ・レンタルボート問わず、使いやすくて人気な「おすすめのシャッドプラグ」を、僕個人の体験談などを含めつつまとめてみた。
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もくじ
- 1 このルアーだけはチェックしておきたい!バス釣りにおすすめの名作シャッドプラグ13選
- 2 ラパラ「 シャッドラップ SR」
- 3 ラッキークラフト「ベビーシャッド」
- 4 デュオ「レアリスシャッド」
- 5 デュオ「レアリス ロザンテ63SP」
- 6 レイドジャパン「レベルシャッド」
- 7 ジャッカル「ソウルシャッド」
- 8 シマノ「バンタム パブロシャッド」
- 9 パブロシャッドがスローフローティングである理由
- 10 ダイワ「スティーズ シャッド」
- 11 ハンクル「シャッド 65SR」
- 12 エバーグリーン「バンクシャッド」
- 13 デプス「イヴォークシャッド」
- 14 ボトムアップ「リズィー」
- 15 ノリーズ 「レイダウンミノーディープ ジャストワカサギSP」
- 16 まとめ:おすすめの名作シャッドプラグを、僕個人の体験などを含めてインプレしつつ紹介してみた
このルアーだけはチェックしておきたい!バス釣りにおすすめの名作シャッドプラグ13選
ラパラ「 シャッドラップ SR」
(引用:ラパラ)
ラパラルアーの最高傑作とも呼ばれる、「シャッドラップ」。
ルアージャンルの「シャッド」の起源であり語源とされている、超名作シャッドルアー。
このルアーを使わずしてシャッドは語れない。
アマゾンでも177個の評価数を得ているが、これはルアー用品としては稀に見る、非常に高い評価数である。
リトリーブすると艶かしくアクションしながらフラフラと泳いでくるため、水がクリアアップした低水温期に活躍する。
やや根がかりしやすいのがネックだが、冬場・低水温期に中層をただ巻きでリトリーブしてくるような使い方をするなら、ぜひ使ってみてほしい。
【参考動画】再生すると、シャッドラップの水中アクションシーンから観ることができます↓
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ラッキークラフト「ベビーシャッド」
日本のバスフィッシングシーンに「シャッドプラグ」というジャンルを広めたアイテム、と言っても過言ではない名作ルアー。
1994年のJB河口湖戦で「ベビーシャッド50SP」がウイニングルアーとなったのがキッカケで、一躍有名ルアーに成り上がった。
「餌より釣れる」
「ベビーシャッドは餌」
という口コミが瞬く間に広がり、超品薄になった…というエピソードもあるが、実際よく釣れる。
ただ巻き、トゥイッチ、連続トゥイッチ、ストップ&ゴーといった多彩なテクニックに対応する。
用途が幅広いため、オカッパリ・レンタルボートともに、多くのアングラーに愛され続けているベストセラーシャッド。
どのシャッドを使えばいいのかわからない人は、まずはココから入ってみるのがおすすめ。
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デュオ「レアリスシャッド」
コスパを優先したいアングラーにおすすめしたいのが、レアリスシャッド。
安い、よく飛ぶ、根がかり少ない。
そしてよく釣れる優等生。
重心移動システムが搭載されているため遠投しやすい。
カッ飛ぶ。
障害物に対する回避能力に優れているため、根がかりしにくい。
そこそこ濃い目のカバーに投げ込んでも、スルスルと抜けてきてくれる。
オカッパリでもレンタルボートでも、根がかりをビビらず安心して使っていける。
「低価格&よく飛ぶ&根がかりしにくい」といった要素は、コスパアングラーにとっては大切にしたいポイント。
SR MR DRの使い分けは、「狙う水深」を意識すればよい、というだけの簡単なお仕事。
~1.5mくらいならSR。
~2mくらいならMR。
とにかく深く!ならDR。

デュオ「レアリス ロザンテ63SP」
水深が超浅い(深くて1.5mとか)皿池タイプの野池でシャッドを使いたい人におすすめ。
一般的なシャッドプラグは1.0~2.0mくらい潜ってしまうが、ロザンテ63SPは~1mくらいまでしか潜らない。
そのため、平均水深が1m程度の激シャローなスポットでも、安心して高速巻きできる。
「超浅い野池でシャッドを投げたいんだけど、すぐボトム叩いちゃうから高速巻きできない…」といった人におすすめ。
個人的にこのルアー、僕が個人的にマル秘アイテムとしてこっそり使用していたのだが…
なぜ釣れるのかは、水深が浅い野池で実際に使ってみることでわかって頂けると思う。
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レイドジャパン「レベルシャッド」
(引用:レイドジャパン)
オカッパリで使いやすいシャッドプラグを探している人におすすめ。
重心移動システムと、空気抵抗を受けにくいボディ形状が、圧倒的な飛距離をもたらす。
逆風時でも安定した飛距離を出してくれるので、オカッパリでとても頼りになるルアーだと言える。
アクションは超ハイピッチでプルプル動く。
リアクションバイトを狙う「中層リトリーブの高速巻き」などでも活躍してくれる作りとなっている。

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ジャッカル「ソウルシャッド」
(引用:ジャッカル)
天才ルアービルダー・加藤誠司が、山木一人氏からの要望を受けて作られたシャッド。
…との噂もチラホラ。
実際、青木大介プロなどが愛用していたことでも知られている。
遠投性能に優れ、高速巻きも安定するルアー。
山木一人氏は、ソウルシャッドに対して以下のような要望を加藤氏に伝えていた。
●水深が2mくらいまで確実に入る
●ロングキャストが可能
●触れたような当たりを取りたい
●ジャークしたらイレギュラーなアクションもする
(ソース:加藤誠司倶楽部)
シャッドプラグに上記のような要素を求めているなら、ぜひ使ってみてほしいルアーである。
【関連動画】秦拓馬氏がソウルシャッドで釣りまくっている動画↓
シマノ「バンタム パブロシャッド」
(引用:シマノ)
ソウルシャッドの開発に携わった山木一人氏がプロデュースしたシャッド。
高速巻きに対応
キレッキレのジャーク
根がかりしにくいスローフローティング仕様
「ジャークアシストバランサー」が搭載されているため、キレッキレのジャークアクションをするのが特徴。
また、高速巻きでも安定して泳いできてくれるため、直進安定性にも優れている。
SP(サスペンド)と表記されているが、実際はスローフローティング。
パブロシャッドがスローフローティングである理由
止めるとゆっくり浮上するため、障害物に当たった際にストップさせて根がかりを回避することが可能。
根がかりした場合も、通常のサスペンドモデルよりも回収しやすい。
根がかり回避能力に優れているので、オカッパリからでも使いやすい。
果敢に攻められる=釣れる
という好循環が生まれるルアー。
ちなみに、「SP(サスペンド)」と表記されている理由は、ストップ&ゴーで停止した際に、レンジがほぼ変わらないから、とのこと。
実際の使用に関しては、一般的なサスペンドシャッドと同じくらいのレンジをキープすることが可能。
個人的に、
近年発売されたシャッドの中では、かなり優秀な部類に入ると思う。
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ダイワ「スティーズ シャッド」
(引用:ダイワ)
過去にバサーオールスタークラシックを3連覇した赤羽修弥氏がプロデュースしたシャッド。
ダウンヒル型の重心移動システムが搭載されており、キャスト後やトゥイッチ後の動き出しに優れる。
ややロールしながらプルプルと小気味よく泳ぎ、どんなシーンにおいても非常に安定感がある。
THE スタンダード
どんな状況でも使いやすい
こんな言葉がぴったりの素敵なシャッド。
遠投性能も良く、富士五湖などの遠浅なクリアレイクでも使いやすい。
ダイワのサクサスフックが搭載されているので、バスのショートバイトも拾いやすいのもおすすめポイントの1つ。
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ハンクル「シャッド 65SR」
トーナメンター、ルアーショップ「ハンクル」の代表・泉和摩氏が監修したシャッドプラグ。
「よく飛び、バレない」を主軸として作られた、スタンダードな作りのシャッド。
圧倒的な飛距離を生み出す重心移動システムと、バラシを防ぐスイベル状のフックハンガーが特徴。
巻いてくるとプリプリと小気味よくアクションする。
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エバーグリーン「バンクシャッド」
(引用:エバーグリーン)
エバーグリーンのプロスタッフ・関和学氏が監修した、おかっぱり用・シャロー攻略用シャッド。
「低水温・ハイプレッシャーを打破するためのスローリトリーブ専用型」を主軸に製作された、対シャロー兵器である。
一般的なシャッドプラグは、高速リトリーブに対応した直進安定性タイプが多い。
しかし、水深2m以浅のシャローを中層リトリーブで釣っていくようなシーンで使いやすいように作られている。
よく飛ぶ。かなり飛ぶ。
ベイトフィネスタックルでもかなり飛ぶ。
関和学氏いわく、バンクシャッドが最も活躍しやすいシチュエーションは、
「穏やかな朝マヅメ、穏やかな夕マヅメ」
とのこと。
冬から春にかけての低水温期は、バンクシャッドをゆっくり巻くのがおすすめだ。
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デプス「イヴォークシャッド」
(引用:デプス)
木村建太(キムケン)プロデュースのクランキング系シャッドプラグ。
クランクベイトとシャッドプラグの中間的なアクションで、アピール力がやや強めのシャッド。
感覚的には、シャッドというよりもスモールクランクに近い印象。
自重が7.8gあり、なおかつ重心移動システムも搭載されているため、ベイトタックルでもキャストしやすい。
高速巻きに対応しながらも、障害物に当たった際にも姿勢が崩れにくいといった特徴もある。
また、リップの先端が分厚くなっているため、ハードカバーに当てても削れにくい。
パワーも外装も、一般的なシャッドプラグよりも”強め”な作り。
12ポンド程度のベイトタックルでクランキングするような意識で使っていきたい。
ボトムアップ「リズィー」
(引用:ボトムアップ)
シャッドプラグとクランクベイトの中間的な存在とも言えるシャッドクランク、「リズィー」。
モロコやギンブナなどを連想させるベイトフィッシュライクなフォルムは、フィールド問わず使いやすい。
他のシャッドとの大きな違いの1つに、着水直後から安定して泳ぎ始めるための「ベリーウエイト(固定重心)」の存在がある。
近年のフィールドはラトル音にすら敏感になっているバスも多いが、リズィーは固定重心&ノンラトル仕様。
ノンラトル仕様ではありながらも、微かなノック音を発する作りになっているため、マッディウォーターからクリアゥーターまで幅広く対応する。
また、ヘッド上部にウエイトが設けられているため、ヘッドがロールして明滅効果を生み出すのも特徴。
ボディカラーが明滅することによってリアクション効果が生まれるため、スレバス攻略にはもってこいのルアーと言える。
ノリーズ 「レイダウンミノーディープ ジャストワカサギSP」
(引用:アマゾン)
まるでワカサギのように細長いシルエットが特徴の、ミノーシェイプなシャッド。
ワカサギがメインベイトとなっているフィールドで釣りをする人や、冬場などの低水温期にシャッドを使いたい人におすすめ。
作りの方向性的には、高速巻きよりもスローリトリーブに向いているといった印象。
デッドスローリトリーブにも対応してくれるので、バスが低活性のときに投入したいルアー。
リトリーブをストップさせると、「プルンっ、ブルルッ」といった感じで”身震い”するようなアクションを見せる。
「”身震い”アクションを利用したストップ&ゴー」は、他のシャッドと差別化できるポイントだと思う。
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まとめ:おすすめの名作シャッドプラグを、僕個人の体験などを含めてインプレしつつ紹介してみた
個人的に好きなシャッドや名作シャッドを、体験談など含めつつをまとめてみた。
どのシャッドも使いやすくて釣れるものばかりなので、もし気になったシャッドがあったらチェックしてみてはいかがだろうか。
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