【野池攻略記】40オーバー釣ってきた。秋の激スレ野池でデカバスを釣る方法と、釣り方解説(実践解説)。

秋の激スレ野池で1時間半ほど釣りをして、40オーバー釣ってきました。

44cmのグッドプロポーションなバスちゃん。

…ということで、おこがましくも、釣ったときに考えていることや、普段どんなことを意識して釣っているのかについて、記録も込めて解説していこうかと思います。

記事後半では、実践編として僕の釣行記(体験談)を書いておきますので、参考にしてみてください。

この記事が、秋の野池で釣れないと思っている人の参考になると幸いです

【野池攻略】秋の激スレ野池でデカバスを釣るなら、この3点だけ意識すれば十分です。

秋の野池のおかっぱりで意識したいのは、以下の3点。

●適切なワームを選ぶ

●タイミング

●アプローチ

秋の野池は、バスのコンディションに合うワームを選ぶのが重要

秋のスレた野池バスは、ハイシーズンほど活性が高くありません。

ですから、まずはバスのコンディションに合わせたワームを選ぶことが大切です。

例えば、

リーダーレスダウンショットリグで使用するワームは、普段よりも1段階くらい弱い(アピール力が低い)ものを選ぶ

…といった感じで、微調整してあげるようなイメージ。

「オレはストロングなワームで釣りたいんだ!」と我を通し続けると、秋の野池では難しい(体験済み)。

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●小さなワームはリアクションバイト(反射)も期待できる

3~3.5インチくらいの小さなワームを使うことで、リアクション要素も高めることができます。

秋のターンオーバーなどで水質が悪化して食いが悪くなったときは、1ランク弱いワームを使い、リアクションバイトを狙ってみるのも有効。

具体的には、以下の記事で紹介しているようなワームを選ぶのがおすすめです↓

●体験談

僕が通っている野池では、エスケープツイン(4.5インチ)やファイボス3.8のようなバルキーなワームだと食いが悪い。

特に、秋(10月以降くらい)からは、3~3.5インチくらいのコンパクトなワームの方が食いが良いと感じます。

もし使っているワームの種類が少ないのなら、ワームのサイズをしっかり意識してみましょう。

いつ、どこで、どんな釣りをするか?(タイミングとアプローチ)


秋の野池で釣れないと感じている人は、「タイミングとアプローチ」を意識してみてほしいです。

●いつ、どこで釣りをするか?(タイミング)

そして、

●どんな釣り方で狙うか(アプローチ)

これをしっかりと意識していく。

小難しい理論やテクニックなど使わずとも、上記2点とワームの選択さえしっかり出来ていれば、秋の野池で釣れるようになります。

タイミングとは

「タイミング」とは、

●いつ(When)

●どこで(Where)

の総称的な感じ。

「いつ(When)」は、言葉の通り。

「どんな時期に、どの時間帯に、どんなタイミングでポイントに入るか」みたいな感じ。

「どこで(Where)」も言葉の通り。

「どこのポイントで、どのエリアで」みたいな感じです。

「いつ、どこで釣りをするか」を意識することで、秋の野池でも釣れるようになります。

補足

さらに言うと、「なぜ(Why?)」もあると良いです。

「なぜ(why?」は、数多く釣って、『なぜ釣れたのか?』を自問自答し続けることでわかってきます。

秋の野池における「いつ、どこで」の解説は、以下の記事に詳しく書いているので、よかったらこちらも読んでみてください↓

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アプローチとは

これは僕個人の考え方ですが、バス釣りにおける「アプローチ」とは、以下のようなことを言います。

●ポイントへの入り方
→足音、距離感

●ルアーのチョイス
→巻くか、打つか
→遅いか、速いか
→縦か、横か

●キャスティングの精度
→着水音の選択(大音量か、普通か、消音か)

●ルアーを通すコースの選択

こんな感じ。

僕は元舞台俳優なので少し演劇論も入っているのですが、大体は上記のようなものを「アプローチ」と呼んでいます。

秋の野池でデカバスを釣るための方法|まとめ

秋の野池で40オーバー、50オーバーを狙うなら、

●その野池のバスに合ったワームを選ぶ

まずはここをしっかり選択する。

そして、釣りをする際に、

●いつ、どこで釣りをするか?(タイミング)
●どんな釣り方で狙うか(アプローチ)

これをしっかりと意識することで、「秋の野池で釣れない…」と悩んでいる人でも釣れるようになります。

秋の野池攻略については、以下の記事で詳しく書いています。こちらも参考にしてみてください。↓

【関連記事】

●秋の野池パターン戦略。野池のバス釣りでやりがちな勘違いと、秋の野池バスの行動と傾向。

●【初心者向け】秋のバス釣りの基礎知識と攻略法。「秋は巻物」の理由と、おすすめルアー

●【野池攻略:秋】秋の野池攻略は「水温下がって水質が悪くなって、バスの活性が落ちてる」くらいの意識だけで良い

秋の野池攻略:実践編。今回の釣行の釣り方とか、使ったルアーとか

今回の釣行で使ったルアーや、どんな感じで釣ったのかを書いてみます。

大体は当記事に先述したことを基本とした釣り方です。

先述した「タイミング、アプローチ、ワーム選択」を意識して釣りをした”実践編”として、秋の野池で釣れないと思っている人の参考になればと思います。

立ち回り・思考法。こんな判断でやってみました。

先週末は冷え込んでいましたが、ここ数日は暖かい日が続いていたので釣りに行ってみました。

暖かい日が続いた3日目くらいのタイミングで野池に入ってみた感じ。

野池に到着した際、先日よりも濁っていると確認。

冷え込んでいた日はクリアアップしていましたが、暖かい日が続いた影響なのか、水が少し濁っていた。

濁りが入ったタイミングは良い結果が生まれやすいので、ちょいと期待。

とりあえずは、安直に「濁ったらカバー」などと決めつけず、リーダーレスダウンショットリグをスイムさせたり、カバーに絡めたり…といった感じで、色々やってみる。

野池の釣りは「決めつけ、パターン」にハメようとすると惨敗しがちなので、とにかく”今”を釣るようなイメージで。

ライトリグも入れましたが、当たるのはギルのバイトばかり。

が、ピックアップ直前にカバーから小バスがアタックしてきました。

この小バスのバイトがキッカケとなり、釣り方をカバー打ちに専念することに。

「なんや、カバーにいるんかいな」

とシンプルに捉え、そして44cmを釣った。

…といった流れでした。

タイミング、アプローチ、ワーム選択

タイミング的には、

暖かい日が続いた3日目の午前中。

濁りが入ったとき。

●バスがカバーに居たとき。

こんな感じでしょうか。

アプローチとしては、

●足音を極力、消す。

●リアクション要素を意識する。
→テキサスリグではなく、リーダーレスダウンショットリグを選ぶ。

●キャストをキッチリ決める。
→”吊るし”の状態で、真上からアプローチ。
→バスがワームを壁際に追い込めるような形で。
→完全フリーで着底させた。

●やや深いところを狙う。

ワーム選択は、

●3.5インチではなく、3インチを選んだ。

●カラーは、バスから”気持ち見える”くらいなイメージで選んだ。

●「単にコレで釣りたい、好きだから」という理由でも選んだ。

ワーム選択に関しては、正直「3.5インチワームでも食ったかもな」とか思ってますが(笑)、ワームをチェンジした直後のバイトだったので、多分サイズ感なんじゃないかな、と。

釣り方と、ベイト(ワーム)選び

リーダーレスダウンショットリグ+ボトムアップ「ブルスホッグ3インチ」の組み合わせで、カバーを打ちました。

使い方は完全フリーフォールで着底させて、1アクションさせる

7gのシンカー+3インチの組み合わせがキモで、このセッティングだとややリアクション性能が高くなるので、秋の釣り方にマッチしている…と思ってます。

バイトは、ググーっと重たくなった感じ。

ただ重くなり、ググーッと持っていかれた。コンっとかそういう明確なバイトは一切なし

補足:打ち物ルアーは明確なバイトがほぼ出ない

打ち物系ルアーは明確なバイトが出ないことが6~8割くらい。

手元に「コンッ」みたいなバイトが出ることは少なめ。

これから打ち物ルアーを使いたいと思っている人は注意しましょう。

●釣ったエリアについて

浅い側のカバーは全然ダメで、1.5~2mくらいのちょい深いポイントでバイトがあった。

この野池は最大水深が約2~2.5mほどで、バイトがあったスポットもちょい深め。

結果論になってしまうものの、

ちょい深めのカバー+地形変化

といった場所でグッドサイズを釣ったので、バスは何らかの理由でシャローには入ってきていないのかな、と思いました。

釣ったのが午前中だったので、夕方くらいになればシャローに上がってくるかも?

ちなみに釣ったポイントは、その野池で最も大きな地形変化をしている場所です。

いずれにせよ、状況判断をしっかり行い、その瞬間にマッチしたアプローチを心がけるのが大切なのだと感じます。

ルアーはコンパクトなものが良い

野池の場合は、ルアーはややコンパクトなものが合いやすいです。

メジャーフィールドのバス達は大きなベイトを捕食することもありますが、野池の場合はメインベイトが小さいことが多いです。

なので、意識して使うルアーのサイズ感を切り替えるのがベター。

●野池のスレ具合によっても、ベストなワームは変わる

僕が通っている野池は、尋常じゃないレベルでスレまくっています。

スレた魚を相手にする場合、3.8~4.5インチクラスのホッグワームだと強すぎて釣れないこともあります。というかなかなか釣れない。

なので、「スレた野池でテキサスやリーダーレスダウンショットリグで釣れない」という人は、3~3.5インチくらいのコンパクトなホッグワームを使うことをおすすめします。

スレたフィールドでテキサスや打ち物系ワームを使うのなら、例えば以下のようなワームを使うことで、より結果を出しやすくなります↓

カバー打ちタックルは絶対に必要

さらに言うと、スレた野池を攻略するなら、カバー打ちタックルは間違いなく必須です。

もし秋の野池で1本でも多く釣りたいのなら、カバー打ちタックルは絶対に用意すべし。

野池のおかっぱりで使いやすいカバー打ちタックルを以下の記事にまとめておいたので、よかったらこちらも参考にしてみてください↓

秋の野池攻略:実践編。今回の釣行の釣り方とか、使ったルアーとか|まとめ

実践編として、釣った時の思考法や立ち回り、ルアー選びや使い方に関して書いてみました。

僕はただの一般人なので参考になるかわかりませんが、とりあえず「釣った人って、こんな考え方や立ち回りをしているんだなぁ」みたいな感じで参考にしてみてください。

この記事が、秋の野池で釣れないと感じている人の参考になると嬉しいです。

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