野池攻略|スレた野池でデカバス・50アップを釣るためのコツ(基礎マインド編)

先日、関東某所のスレまくり野池で50cm釣ってきました。

関東のハイプレッシャーな野池で釣ったサカナなのですが、狙って釣った魚だけに喜びも一入。

どんなにスレた野池でも、ハイプレッシャー対策や、スレた野池を攻略するための基礎知識さえ知っていれば、誰でもデカバスを釣ることができます。

ということで当記事では、「スレまくり・超ハイプレッシャーな野池でデカバスを釣るためのテクニック(基礎編)」を紹介します。

スレた野池でデカバス・50アップを釣るためのテクニック(基礎編)

僕はバスプロでもなければメディアプロでもないですが、とある3つのポイントを意識しただけで50アップを釣ることが出来ています。

スレた野池のデカバスを狙うために意識したいポイントは、以下の3点です。

1:タイミング

2:ベイト

3:アプローチ

1:タイミングを意識する

デカバスを釣るためには、デカバスが捕食活動に入っているときを狙うのがベスト。

スレた野池の場合、賢いデカバスはごく短時間に、限られたピンポイントで捕食を行っていることが多いです。

たとえば、以下のような瞬間です。

●朝・夕方のマズメ時

●強風が吹き始めたタイミング

●天候や水質に”変化”が起きた瞬間

野池のスレたデカバスを狙うときは、上記したタイミングを狙って釣行することが大切になります。

狙うポイント自体は、いつもと同じような感じでも構いません。

それぞれのポイントが”活性化されるタイミング”というものが存在するため、そのときに現場に立っていることが大切です。

とはいえ、野池のバス釣りにおいては、具体的な釣れるエリア・ポイントというのはある程度決まっています。

たとえば、以下のようなポイントを狙っていきます。

●木々などの障害物がある場所

●風が当たっている場所(あるいは当たっていない場所)

●岸沿い

●朝・夕方に、バスが捕食活動を行なっている場所

このようなポイントを狙うのが基本です。

釣り場へ入るタイミングは、誰でも簡単に意識できる部分です。

野池のデカバスが釣れない人は試しに意識してみてください。

しかし、ここで注意したいのがアプローチです。

2:どうやって釣る?

「アプローチ」などというと難しい印象がありますが、端的にいうと『どうやって釣るか(HOW)』です。

バス釣りにおける”アプローチ”とは、たとえば以下のようなイメージです。

バス釣りにおける「アプローチ」とは

●ポイントへの意識
→足音、距離感、着水音…など

●ルアー選択
→種類、ウエイト、スピード、方向性(縦or横)、速度、ボリューム…など

●タックル選択
→強い・弱い、フィネス・ストロング…など

●エリア選択
→地形変化、ベイトフィッシュ、風…など

…などなど、だいたいの場合は「バスを釣るための手段」のことを指します。

エキスパートは「アプローチ」に気を遣う

スレた野池のデカバスを狙うには、アプローチの質を上げるのが大切だと考えます。

たとえば、以下のようなものになります。

●ポイントに入るまでの足音(20mくらい前から意識する)

●キャスト回数は控えめに

●着水音は静かにするか、意図的な”音質”を作るように着水させる

野池のデカバスは、とにかく臆病で慎重な性格をしています。

そのため、できる限り「不意をつく、予想を裏切る、油断しているときを狙う」のが大事です。

イメージ的には、忍者、ハンター、暗殺者、アサシン、サバイバル…な感じでしょうか(笑)

●「この立ち位置からは、さすがに誰も投げないだろう」

●「この立ち位置からなら、バスから絶対に(足音などで)こっちの存在がバレないだろう」

●「君、こんなルアーの動き、見たことある?ないでしょ」

…などなど、デカバスの予想を裏切るような行動を、こちらもとっていくのです。

『野池のスレたデカバスは、神経質で臆病、ネガティブで心配性なのだ』と意識するだけでも、こちらがとるアプローチ(行動)の質がかなり変わります。

補足:剣豪は総じて”臆病”である


腕の立つ剣豪ほど、他人の行動に対して敏感に反応する「臆病気質」だったという話を聞いたことがあります。

真剣を使った試合(死合)ではちょっとした油断が命取りになるからだと思いますが、これはデカバスにもいえることでしょう。

野池で釣られまくったデカバスは、常に「死」と隣り合わせの状況にいます。

毎日のように命を脅かす存在である”ルアー”が目の前を通り過ぎる状況というは、想像を絶するほどのストレスなはず…。

数多の死線をくぐり抜けてきたデカバスほど、めちゃくちゃ慎重で臆病な性格をしているのだ。

そしてまた、ルアーを決めるのも”アプローチ”の1つとなります。

ルアーを選ぶときは、バスが何を食べているのかを知ることが大切になります。

3:バス、何食べてるの?

自分が通っている野池のバスが普段なにを食べているのか意識するのは、ルアーを選ぶ上ではとても大切になります。

ザリガニやカニ、エビやハゼ、小バスやギル、虫…などなど、バスの捕食対象となる「ベイト」の種類はさまざま。

まずは、バスがなにを食べているのかを考えることで、選ぶべきルアーやアプローチを逆算していきます。

目の前の野池にいるデカバスが何を食べているのか理解できれば、釣れる確率はグっとあがります。

そのときは釣れなくてもいいので、1年後に「確かあのときは、トップに反応が良かったんだよな…もしかして、この時期はクモとか虫系を食べているんじゃないか?」みたいに、過去の経験を生かしていく。

これを繰り返すことで、通っているフィールドのデカバスが、主に何を捕食しているのかが見えてきます。

「捕獲網・捕獲ペットボトル」などを使って、野池の生態調査をしてみるのもおすすめです。

野池バスのベイト論については以下の記事でもお話しているので、よかったらコチラもチェックしてみてください↓

スレた野池でデカバス・50アップを釣るためのテクニック(基礎編)|まとめ

今回は、野池のスレたデカバスを釣るためのテクニックの基本を紹介してみました。

「〇〇のルアーを使えばデカバスが釣れる!」などという胡散臭いテクニックは、昨今のスレまくり系50cmオーバーにはまるで通用しません。

しかし、当記事に書いたことを意識するだけで、釣れるバスの数は増えるはず…!

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